おすすめの加湿器はどの方式?選び方と種類別のメリット・デメリット比較

いつか買おう買おうと思いつつ、結局買わずに冬を乗り切ること数年。

濡らしたタオル吊り下げ方式でどうにか乗り越えてきましたが…

せっかくの正月休みを風邪に奪われた本年、ようやく加湿器の購入に踏み切りました。

 コレ

電気代カビお手入れ方法…

気になるポイントを比較しまくった結果と、購入した商品レポを書き留めておきます。

冬の部屋・理想の湿度と温度

私の部屋(寝室)は、割と気密性の高い窓と壁に囲まれた角部屋。

放っておくと平均湿度が20%〜25%程度、ひどい時には20%を切ってしまうことも。

これくらいの湿度になると脛や手がカサつき、

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朝方には乾燥で、鼻の奥や喉が痛くなってしまいます…

では、快適な生活ができる湿度はいったい何%くらいなのでしょうか?

調べてみた結果 

  • 理想の湿度45% 〜 60

ついでに、理想の室温は…

  • 理想の温度18℃ 〜 22

いずれもこの状態に部屋を保てば、肌や粘膜の乾燥ウィルスから身体を守ることが可能になります。

ちなみに、湿度は低すぎても高すぎてもNG

  • 湿度40%以下:乾燥した状態に
  • 湿度60%以上:結露やカビ、ダニの原因に

お肌にとっては60%〜65%が理想ですが、部屋にとっては60%が限界

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少し乾燥するかも…くらいがベストなようです。

加湿器の種類と特徴(メリット + デメリット)

気化式

方式  ファンの風で水を気化する
消費電力  5W〜30W
加湿能力 ・加熱型のスチーム式やハイブリッド式に比べ加湿能力は低い
・大きな部屋には不向き
メリット ・消費電力が小さく経済的
デメリット ・こまめに清掃しないと生乾き臭(別名:雑巾臭)を部屋中に撒き散らす
・ファンの音が割と気になる

スチーム式(蒸気式)

方式  ヒーターによる加熱で水を蒸発させる
消費電力  200W〜500W
加湿能力 ・一番高い
・湿度調整機能があるタイプを選ばないと過度の加湿になる
メリット ・水を煮沸消毒しているので雑菌の繁殖や飛散がなくクリーンな加湿が可能
・音は就寝時でも気にならない程度
・水垢が固まってこびり付かない程度の定期清掃でOK
デメリット ・消費電力が高く電気代が数千円(月)単位であがる
・放出口は高温なので小さい子供に注意

ハイブリッド式

方式  気化式とスチーム式のハイブリッド
消費電力  150W~200W
加湿能力 ・高い
・ある程度大きな部屋でも加湿可能
メリット ・加温とファンを使い分け、効率の良い加湿と電気代の軽減が可能
デメリット ・本体が高額
・気化式同様にこまめな清掃を怠ると雑菌や匂い問題が発生する
・ファン使用時の音が気になる

超音波式

方式  超音波の振動によって水を細かい粒子に変えて加湿
消費電力  1.5W〜30W
加湿能力 ・普通
・大部屋には不向き
メリット ・本体が安価
・ほぼ無音(モーター音のみ)
デメリット ・雑菌や水に含まれるミネラル成分を撒き散らす
・水に含まれるミネラルが白い粉として周辺にこびりつく
・こまめな水換えと清掃が必要
・安全面に不安があり、幼児や高齢者がいる場所では控えた方が良い
(細菌・雑菌対策を施した超音波式も出ているが高額)

こだわりポイント別、加湿器の選び方

電気代重視

方式別の電気代
安い気化式 超音波式 ハイブリッド式 スチーム式高い

種類別の消費電力箇所を見ていただくと、それぞれワット数に結構な幅が生じています。

その理由は、種類だけで分類しても加湿量使用モード(強・弱等)によって異なるから。

例えば、超音波式は1.5Wからと一見消費電力が一番低いように思えますが…

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これは、オフィスの机上で使用するような小型の製品まで含むから。

それでは加湿量が圧倒的に少なく、部屋全体を加湿するほどの能力は皆無です。

加湿したい部屋の条件(木造か鉄筋コンクリート、プレハブ等)、広さを設定してそれぞれの種類を比較した場合の電気代をシミュレートしてみると…

  1. 使用条件:鉄筋コンクリート / プレハブ洋室8〜10畳間用
  2. 電気代:東京電力の1KWh(1時間に1KW使用した場合の料金)=29円(税込)
〈種類〉 消費電力 加湿量 電気代
(1時間)
電気代(月)
(1日10時間 × 30日)
気化式 9W 290ml 0.3円 90円
スチーム式 250W 350ml 7.3円 2,190円
ハイブリッド式 160W 300ml 4.6円 1,380円
超音波式 29W 320ml 0.7円 210円

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月々にかかる電気代は、一番安いものと高いものとで約25倍の差が!!

とにかく電気代がかからないことを重視して選ぶのであれば、気化式がオススメです。

効率重視

電源を入れてから、設定の湿度になるまでの時間が短いのは…

スチーム式ハイブリッド式

どちらも加湿力が強いので、多少広い空間であっても一気に加湿することが可能です。

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但し、部屋のサイズに合った加湿量のものを選ぶことが重要!

室内環境重視

  • アレルギー体質
  • 療養中
  • 乳児
  • 高齢者

本人やご家族が上記に該当する場合は、室内をクリーンに保つことが最優先なので…

絶対にスチーム式を選んでください。

電気代はかかるかもしれませんが、健康には代えられません。

ものぐさで掃除が苦手な人、ワンシーズン使いっぱなしにしてしまいそうな人も…

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迷わずスチーム式を!!

生乾き雑巾臭に部屋を占拠されてもOK、最悪レジオネラ菌に感染しても気にしない方はご放念を。

インテリア重視

オシャレなインテリアに合いそうなデザインの商品が多いのは、ダントツで超音波式

ドライアイスのような、ふわふわの白い霧が浮かぶ幻想的な光景もインテリアの一部。

とっても素敵な製品が多い超音波式ですが…

レジオネラ菌の発生率が最も高いという、衛生面での不安がデメリットです。

できるだけ新鮮な水をこまめに補給、定期的な清掃を心がけての利用をオススメします。

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一般家庭の水道は、出したての水でも外部のタンクに長時間貯水されていることがあるので要注意!

実用性重視

  • 加湿力もある程度欲しい
  • 電気代は安い方が良い
  • 本体価格も高くない方が良い
  • 衛生面も少しは気になる
  • 部屋はさほど広くない(8畳くらいまで)

という、加湿器を購入する上で検討したい項目のバランスが良いのが気化式

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コレと言ったこだわりはないけど、どうせ買うならある程度長く使えるものを…

という方にオススメ。

機能重視

本体価格が3万円以上からと、ダントツで高額なのがハイブリッド式。

ただ高いだけではなく、多機能な製品が多いのが特徴です。

  • 空気清浄機能
  • 加湿
  • 除湿
  • 脱臭機能
  • 静電気除去
  • 花粉や埃の除去

こんな機能がセットになっている製品もあり、季節を問わず使用できます。

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加湿器欲しいけど、春先には空気清浄も…

と考えている人には、1台で何役もこなしてくれるハイブリッド式がおすすめ。

実際に購入した製品と使ってみた感想

私が今回購入したのは、家電にも定評のある三菱重工の…

roomist(ルーミスト) スチームファン蒸発式加湿器

アレルギー体質、かつ生乾き臭は大嫌い。

でも掃除は月イチくらいにして欲しい私は、電気代を犠牲にしました。

使用してみた感想は…

  1. 実家で使用している気化式のものにくらべて音が静か
  2. すぐに40%まで加湿してくれるので快適
  3. アロマトレーが付いていて、お気に入りの香りを楽しむことも可能
  4. 寝ている間はエコモードでさらに静か&省エネ
  5. 加湿調整機能も付いているので結露やその他の弊害も今のところ見当たらず

…と、満足度はかなり高いです。

一方で、気になる電気代はやっぱり痛手。

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1日中使用する × 1ヶ月で軽く1万円は飛びます@在宅ワーク

加湿器のある生活はおすすめ

加湿器のある生活、かなり快適です。

肌の乾燥も気にならず、寝起きの鼻の奥痛ともオサラバ。

静電気を気にせずPCに触れられるってこんなに快適だったのか…と、感動すら覚えるほど。

個人的なおすすめは、スチーム式ですが…

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それぞれのライフスタイルや、希望に合った加湿器を探してみてください。