シンプルケアの知識編 ②:好転反応についての考え方

前回の「落とし穴」でも少し触れたとおり…

好転反応期が訪れると、その医学的根拠のなさも手伝って非常に疑心暗鬼になってしまいます。

そこで、この胡散臭い「好転反応」という言葉に縛られず…

スキンケアを変えると何が起こるのか?と言う全体像を元に、

ハイイロネコ

個人的な見解をお伝えします!

好転反応と言う言葉の胡散臭さ

好転反応は、読んで字の如く「好ましい方向へ転ずる」ための反応。

何らかの症状を治癒させるために、自然療法を施した場合に生じるとされています。

快方へ向かう前に、一時的に症状が悪化することがあるけれど…

それは「心配しなくて良いもの」とされているのです。

自然療法と言うと、身近なところでは「東洋医学」の世界。

漢方薬・針灸・整体などが該当するのですが…

実際には、健康食品・サプリメント・マルチ商法の製品まで含んでしまう曖昧さがあります。

ハイイロネコ

この時点ですでに怪しさ満点!!

実際に酷い肌荒れが出たら、さらに疑いたくなってしまう気持ちは良〜くわかります。

好転反応の肌荒れは、一体何が起こっているのか?

胡散臭さに気を取られると、本質を見失ってしまいそうですが…

ハイイロネコ

まずは、その言葉に固執せずに全体像を見てみましょう

今までのスキンケアからシンプルケアに変えると何が起こるのか、時系列でまとめました。

  • 今までのスキンケア
    落ちないメイク+強力なクレンジングが引き金
    カバー力の強いファンデーションや下地を使用すると、落とすのに洗浄力を要する。
  • 今までのスキンケア
    皮脂膜が不足
    洗浄力や脱脂力の強いクレンジング剤・洗顔料の使用、過度(1日2回以上)な洗顔などによって、肌表面の皮脂膜が慢性的に不足している状態に。
    (肌本来の機能がきちんと作用できない状況。)
  • 今までのスキンケア
    肌本来の機能が衰弱
    皮脂膜のない肌は、角質層の乱れを皮切りに表皮全体の構造が乱れ、だんだんと正常なターンオーバーが出来ない肌に。
  • 今までのスキンケア
    不足を補う「化粧品による代行」
    肌が本来の働きをしないことで不足するものを、基礎化粧品で補う。化粧品による代行の腕も年々上がって来ているので、ある程度のトラブル回避が可能。
  • 今までのスキンケア
    肌機能の衰弱が進行
    化粧品による 代行で保っている肌の水面下で、肌本来の機能はどんどん衰え始める=40代以下でも加齢の症状や肌荒れなどに悩まされることに。 
  • シンプルケア
    シンプルケアに変える=弱った肌に鞭を打つ
    今まで肌機能を代行してくれていた化粧品を絶って、急に「今日からちゃんと仕事してね」と言ったところで、条件(皮脂膜や角質の状態)や体力(水分保持などをする)が揃っていない肌は稼動できない。 
  • シンプルケア
    肌荒れの始まり=これがいわゆる「好転反応
    まずは極度の乾燥から始まり、それによる肌荒れが起こる。(乾燥⇒肌荒れは王道) 
  • シンプルケア
    肌の職務復帰
     肌荒れ中に冬眠から起こされた肌が、本来の仕事をすべく徐々に体勢を整えて行き…なんとかターンオーバーを繰り返しながら本来の職務に復帰。

この過程で起こる肌荒れのことを「好転反応」と呼んでいるのです。

好転反応が起こる期間はどれくらい?

漢方薬を用いた自然療法は、一般の薬と違って効果が出るまでに時間がかかるとされています。

シンプルケアも同様で、肌本来の機能を回復させるには長い期間を要します。

大袈裟に言えば「ほとんど何もしない」ことで機能の回復を促す方法なので、

ハイイロネコ

当たり前といえば、当たり前。

そもそも肌のターンオーバーには周期(約28日)があることを考えたら…

そんなに早く結果が出るわけはありません。

最短でも1ヶ月以上、長い人は1年近くかかる可能性も見込んでおいた方が良さそうです。

もちろん、生まれつきの肌質・年齢・手段によっても個人差がでます。

好転反応ではない肌荒れに要注意!

好転反応には、この状態が「絶対に好転反応である」という判断基準がありません。

自分に起きた肌荒れが本当に放っておいて良い「好転反応」なのか…

そうでないのかの判断は、自分自身にかかっています。

人によっては自然の植物に含まれる成分にもアレルギー反応を起こすことがあるので、

  • 炎症が酷い
  • 痛みが強い
  • 痒みが酷い

などの症状がある場合は…

ハイイロネコ

迷わず皮膚科に行くことをオススメします。

なんでも他人の情報を鵜呑みにせず、自分の肌と良く向き合って判断してみてください。