ずっと心の奥底に沈めておいたネタですが…
カルトが注目されまくっているこのタイミングで
ハイイロネコ
個人や団体の特定を避けるために、
若干の脚色は加えますが、すべて実話です。
そして、長いです。
世の中にはこんなこともあるんだ…
程度の読み物として、暇つぶしにどうぞ。
目次
友人 A との出会いと今までの関係性
私が友人(以下「A」)と出会ったのは、
新卒で入社した企業。
隣の部署の先輩だった A とは、
社内で会えば良く話したりランチをする仲で、
入社1年を過ぎる頃には、
休日も一緒に出かけたり、旅行に行ったり
…と、程よい距離感の「友達」になっていました。
一緒にいてラクで楽しかったのは、
- 考え方や価値観
- 笑いのツボ
- 興味・関心・好きなこと
- 人付き合いの距離感
この辺りの感覚が似ていたから。
その後、転職や環境の変化を経て、
頻繁に会えなくなってからもずっと続いた
友人関係は、実に10年弱。
この先、同じくらい気の合う友人に出会えることは
ハイイロネコ
と思うと、
寂しくなる気持ちは今でも変わらないのですが、
変わってしまったのは A 本人でした(泣)。
いつからか変わってしまった友人 A
お恥ずかしい話ですが…
A の変化に疑問を感じたのは最後の最後。
つまり、彼女が洗脳されていると気付いてから。
あとから考えれば、
ハイイロネコ
と理解できるのですが、
その当時はまさかそんなことが起きているとは知る由もなく。
友人A の変化 ① 徐々に変わっていった金銭感覚と身なり
若い頃からとてもオシャレで、
常に最新のハイブランドを身に纏っていた A 。
もともと彫りの深いハーフ顔美人なこともあって、
所謂、近寄り難いタイプでした。
(中身はめちゃくちゃ気さくで面白いヤツなのに)
それが、いつからか…
昔の服や小物ばかりを身につけるようになり、
以前の洗練された雰囲気とはほど遠い出立ちに。
そして最終的には、
艶のないボサボサの黒髪ロングヘアに
むしろ肌の手入れもあまりしてない?
化粧品もしばらく買ってない?
という、別人のような風貌になっていました。
さらに…
一緒にご飯を食べに行っても、
店を選ぶ際にいつも口にするのは
の一言。
お酒を飲まないこともあって、
もともとカジュアルなお店が多かったのですが、
いつからか平均予算がぐっと下がり始め…
ファミレスに毛が生えたようなお店ばかりを提案してくるように。
でも、この2つの変化に関しては、
ハイイロネコ
若い頃はオシャレで綺麗な彼女と友達でいるのが
誇らしかった部分もあったけれど、
大人になれば外見なんて二の次。
金銭感覚が変わってしまったのも、
きっと色んな事情があったのだろうし…
何よりも、
ハイイロネコ
…と、かれこれ5年くらいの間、
ほとんど何とも思っていませんでした。
友人A の変化 ② 急変した性格と言動
一方こちらは、
教祖のような存在を私に紹介してからの、
彼女の激変ぶり。
多過ぎるので箇条書きにします
- 毎日のようにメールや LINE が来るように
- 最近は年に数回会う程度だったのに、頻繁に会いたがる
- 非現実的な話ばかりする
- 面と向かって気に障ることや脅すようなことを言う
- 不潔なことに免疫ができすぎていた(かつてはキレイ好き)
今までは、連絡を取るのは用事がある時だけ、
会うのも2〜3ヶ月に1回程度だったのが…
教祖のような人物(以下「 B さん」)を
私に紹介して以降、
頻繁にメールや LINE が来るようになり…
その内容もなぜか B さんに関することばかり。
頼んでもいない「 B さんのトリセツ」まで送られてきて、
ハイイロネコ
さらに追い討ちをかけて送られてきたのが…
(盗み見:政府とか諜報機関のことを言ってるらしい)
というクソ提案。
この時点でもう相当ヤバいのだけど、
環境が変わって慣れない生活に必死だった私には、
適当な相槌を返すのが精一杯でした。
そんな私の反応を見て、
徐々に追い込んでくる A。
等々、異様に熱のこもった
クソメッセージを大量に送りつけてくる始末。
上のセリフからお察しのとおり、
B さんに連絡先を知られた私のスマホには…
酷いメルマガやメールが毎日のように届いていたのでした(泣)。
先にも述べたとおり、
環境が変わったばかりで多忙を極めていた私は、
心身ともにフル稼働でショート寸前。
そこにいきなり意味不明な現象が滑り込んできて、
勝手に懐をこじ開けてくるもので…
ハイイロネコ
と、完全に思考停止。(終)
まぁ…
この状態こそが、相手の狙いだったわけですが。
つづく