ハイイロネコ
シンプルケアはもちろんボディにも応用可能です。
全身をシンプルケアで統一できると…
- 手間いらず
- コスパ良し
- 強くて健康な素肌と髪が手に入る
という3点セットが、もれなく付いてきます。
目次
ボディのシンプルケアとは?
シンプルケアのコンセプトは「必要最低限」のケアを行うこと。
それをボディケアに応用した場合、
- 基本的にはお湯で流すだけで十分
- 洗浄剤の使用は、皮脂腺が多く汗や皮脂で汚れやすい場所のみでOK
- 洗浄剤は洗浄力の低いものを使用する(余計な成分もいらない)
- 保湿クリームや乳液等は極力使用しない
そもそも、頭皮や顔に比べて「皮脂腺」の数が圧倒的に少ない身体。
洗浄力の強い洗浄剤(ボディシャンプー)を使う必要など、まったくありません。
むしろ、お湯で流すだけでも汚れは十分に落ちるものです。
但し、加齢や食べ物、嗜好品によって濃厚な皮脂が分泌されてしまう可能性のある現代人。
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皮脂腺の多い場所と、汚れやすい場所だけ洗浄剤を使用するのがベストです。
皮脂腺の多い場所とは?
黄色の部分が皮脂腺の多い場所。
- 首(耳の裏を含む)
- 胸
- 脇
- 腹(臍の周辺)
- 下腹部
- 背中(背骨の周辺)
この他に、頭皮や顔のTゾーンも皮脂腺の多い場所ですが…
頭皮や顔の皮脂腺量に比べたら、上の黄色ゾーンの皮脂腺量など微々たるもの。
一番多い頭皮を100とすると、額(Tゾーン)が40程度なのに対し、背中で25程度。
身体の中で皮脂腺が多いとされる場所ですら、顔の半分くらいの量なのです。
そう考えると、
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と言うことがおわかりいただけるかと。
つまり、季節を問わず洗浄剤を使用して入念に洗うべきなのは…
汗をかきやすい脇の下と、汚れやすい下腹部だけでOK。
ボディケアをシンプルにするとどうなるか?
シンプルなボディケアの考え方も、顔のスキンケアと一緒です。
- 強い洗浄力で皮脂(皮脂膜)が過剰に奪われる
- 乾燥する
- 保湿化粧品で水分と肌表面のバリア(油分)を補う
これを繰り返しながら、肌の機能を衰えさせているだけのケアに終止符を打ち…
肌本来の機能を活かせる環境を作ってあげるだけ。
化粧もクレンジングもしない分、顔よりも簡単に「シンプルケア」に変えることが可能です。
洗浄力の強いボディシャンプーと、余計な保湿クリーム(乳液)を断つだけで…
- 皮脂膜によって守られた、健康で強い肌が手に入る
- 真冬でも、お風呂上がりの化粧水やら保湿クリームやらが一切必要なし
- 乾燥して痒くなることもなければ…
- ハンドクリームすら必要なし
大袈裟でもなんでもなく、普通にしっとりした艶肌になれるのです。
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ちなみに、ボディケアをシンプルに変えるなら…
乾燥する冬をさけて、春以降の湿度が高い時期に始めた方が肌の順応が早いです。
シンプルボディケアにおすすめの洗浄剤と洗い方
どんな洗浄剤を選ぶべきか?の基準は…
基本的に、洗顔料を選ぶ基準 と一緒です。
クレンジングというステップがないので、一番洗浄力の弱いアミノ酸系洗浄剤で十分。
但し、ボディシャンプーという属性の商品の中で選ぶとなると…
割と苦戦するのが、その使用感。
例えば、植物系アミノ酸系洗浄剤であることを売りにしている「ミ◯ン」の製品。
確かに成分は優良=洗浄力も刺激も少なく、肌には良いのですが…
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夏場に汗をかいてベタベタした身体をスッキリさせたい!と言う時には…
主成分が植物系オイルの石鹸がオススメ!
なのですが、基本的には洗浄力が強めとされる石鹸。
- 泡だてネットでたっぷり泡立てる
- 手のひらに乗せた泡だけで、皮脂腺量の多い箇所を洗う
- タオルやスポンジ等を使わない、こすらない
- 乾燥しやすい場所には使用しない
この4点を守って、スッキリ感と皮脂膜の両方を手に入れるのがベストです。
しっとり艶肌を保つワンポイント
もともと皮脂量が少なく、乾燥しがちな腕や脚は…
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とにかく、加える(保湿剤)よりも取りすぎない(皮脂)ことがポイントです。
それでも乾燥が気になる冬場は…
保湿よりも部屋の湿度を変えるのが吉。
加湿器などで常に40%以上の湿度を保つだけで…
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ちなみに、私は幼少期にアトピー性皮膚炎で悩まされたほどの乾燥&敏感肌ですが…
シンプルケアに変えてから、保湿ケアなしでも乾燥とは無縁になりました。