美容皮膚科の選び方と見分けるポイント

ひと昔前は敷居が高く、芸能人や金持ちマダムにしか縁がなかった美容医療。

ここ数年でどんどん身近な存在になってきた一方、消費者センターに寄せられる相談件数がまだまだ多い分野でもあります。

ハイイロネコ

高いお金を払って後悔することがないように…

良い治療が受けられる病院の選び方と、見極める方法をお伝えします。

美容外科と美容皮膚科の違い

最近は治療の内容がかぶることもあって、見分けがつかない両者ですが…

  • 美容外科:美容上の観点から外科手術を行う形成外科の領域
  • 美容皮膚科:美容を目的とした皮膚科の診療分野

もっとわかり安く言うと、

  • 美容外科:顔面の美容整形から全身に渡る様々な箇所の外科的手術を行っているところ
  • 美容皮膚科:基本的にレーザーや注入型の製剤を用いた治療が主体

という違いはあるのですが、美容外科でも美容皮膚科と同様の治療を行っているし…

逆に美容皮膚科でも、所謂プチ整形を行うところもあります。

また、黒子やイボの除去などでは外科的手術を行う場合もあり、

ハイイロネコ

その境界線は非常に曖昧

個人的には美容皮膚科の方が敷居が低く(気軽に)感じてしまうので、こちらを選んでいますが…

費用面だけで見れば、大手の美容外科の方が同様の治療でも安い傾向があります。



美容皮膚科の格差(東京都内)実例

過去10年以内でお世話になった美容皮膚科は7件。

所有している機材(レーザー等)によって治療の可否があったり、治療内容によっては金額が大きく異なることがあるので、都度病院を選んできましたが…

そこで見えてきたのが、病院の格差です。

良かった美容皮膚科

一番良いと感じた病院は、青山にあるA皮膚科。

  1. 予約電話の段階から感じの良さが別格
  2. 医師・看護師・受付スタッフが全員感じが良い
  3. カウンセリングの際に原因や今後の対処法まできちんと説明してくれる
  4. 別室で書面による明確な金額の提示があった後、同意書にサインさせる
  5. 料金も良心的
  6. 腕も確か

ハイイロネコ

言うことなし!で、リピート中。

悪かった美容皮膚科

一方、一番最低だと思ったのは池袋にあるBクリニック。

  1. 受付の女性の言葉遣いが滅茶苦茶で、いかにも頭のワ◯そうな印象
  2. 他の患者がいても個人情報を大声で読み上げる
  3. 院長(女性)の態度が威圧的
  4. カウンセリングは、治療で何をするかだけを淡々と説明
  5. 料金の提示もなく同意書へのサイン
  6. 料金がぼったくり

5番目の「料金がぼったくり」な理由は…

ホームページで保険適用と書いてある治療にも関わらず2万円)で、なぜか自費診療

保険適用で数百円〜せいぜい5千円程度の治療だったはずなのに、軽く4倍の請求。

さらに、治療代とは別に数千円の薬代を請求されたにも関わらず…

渡された塗り薬の量はコレ

腕が悪いわけではありませんでしたが…

ハイイロネコ

二度と行きません💢
美容皮膚科の治療代で2万円は決して高いわけではありません。
治療の内容的に、他院の平均と比べても1万5千円以上高かったのでボッタクリと判断しています。


美容皮膚科を選ぶ時に注意すべきポイント

立地と価格

立地が良い(家賃が高い)病院=高額とは限りません。
治療内容によっては、下町などにある地域密着型の病院の方が割高なこともあります。

また、都市部にある病院の方が患者数が多いので、経験値も高く費用も割安で済むという面も。

他院より安すぎる価格設定

平均より安すぎるのは、それなり
技術面というより、何か起きた際のアフターケア的な部分が割と疎かだったりします。

もしくは初診料や薬代が高額(合わせて5〜7千円前後)だったりして、トータルで見ると他院と変わらない、もしくは高くなる場合も。

スタッフの態度

看護師や受付がギクシャクしていたり、感じが悪いところは医師の対応も悪い傾向があります。

ホームページの内容をすべて信じない

ホームページに書いてある、医師の理念みたいなものは鵜呑みにしない方が良いです。
「親身になって」「患者さんに寄り添う」などと書いてあっても…

180度異なる病院が非常に多いです。

見抜くのは難しいですが、ある程度口コミが参考になります。

病院の規模

どうせ自費診療なら、個人で開業している美容皮膚科がオススメです。

院長自らすべての診察を行うところであれば、医師による当たり外れもなく、ベテラン医師の治療を受けられる可能性も高いです。

また、規模が小さいので比較的ゆったりと落ち着いて治療を受けられることも。

カウンセリングと費用の説明

医師によるカウンセリングをしっかりと行い、そのうえで費用総額を提示してから同意書に署名、治療という流れをきちんと踏んでいるところを選んでください。

適当なカウンセリングだけで、さっさと同意書にサインさせようとするところはNG

ホームページをよく観察する(規模の大きな病院を除く)

病院のホームページは、いわばネット上での病院の顔。

業者が作ったとは言えある程度医師の好みが反映されているので、見るからにセンスが悪い(もしくは自分が苦手だと感じる)場合は、自分の感覚とは合わない可能性も。

脱毛やシミの除去程度では問題ありませんが…

医師の美的センスが問われる治療だと、仕上がりに満足できない可能性が出てきます。

また、院長のブログがやたら充実しまくっている()、医師のプロフィールが長すぎる(医療とは関係のない個人的なことがツラツラと書かれている)のも要注意。

患者に親しみやすさを与えるためを通り越して、ただのナルシストや自己顕示欲の塊。

この手の医師は、患者の希望よりも自分の思い通りに治療したがる傾向が強いです。

院長のブログが充実している=治療のことに関しての記事で充実しているのはOK(むしろ良い)。

医師本人の顔を観察する

医師が女性の場合(たまに男性でも該当)、よほど若くて生まれつきの美形でもない限りほとんどが自身にも治療を施しているので、それをよく観察してください。

判断基準は美しいか否かではなく、不自然だと感じるか

よく見かけるのは、ヒアルロン酸を注入しすぎて顔が不自然にパンパンな人と、ボトックスのやりすぎで表情が不自然な人。

一番大事な自分の顔に、そんな治療を良かれと思ってやっている時点でセンスなし

同じ様に、不自然な顔にされると思った方が良いです。

おまけ:病院選びの理想と現実

本当は腕も人柄も信用できる先生を見つけて、ずっとそこでお世話になるのが理想です。

しかし病院や医師によって、

  • 出来る治療:病院が導入している医療機器の種類などによる
  • 得手不得手:医師も人間、得意な治療と不得意な治療が必ずある
  • 費用:治療内容によって他院より安いこともあれば、逆の場合も

などが異なることを考えると…

治療内容によって、都度選ぶのが合理的だという結論に行き着きました。

ホームページの内容や口コミなどをよく読んで、

  1. 受けたい治療に定評がある=失敗の口コミなどがあまりない
  2. 受けたい治療に力を入れている病院(医師)

を重点的に探した結果、

ハイイロネコ

だいたいは満足できる治療を受けられることが多かったです。