「日本国民なら知らない人はいない…」
と言っても過言ではない、誰もが知ってるあの体操。
ハイイロネコ
曲を聞けば勝手に身体が動き出してしまうほど、簡単な動きで構成されているのに…
実は、ものすごく考えて作られている、とっても効率の良いエクササイズ。
そんなラジオ体操が、在宅ワークや座り仕事の強力な助っ人になってくれる話です。
目次
ラジオ体操の概要
「国民の健康のため」に生まれたラジオ体操。
その発祥は戦前で、現在知られているかたちになったのは昭和51年です。
それから今日まで「国民体操」として愛され続けて(?)いる体操ですが…
実は、専門家たちによって練りに練られた構成。
- 全身の筋肉と関節を満遍なく使用する
- 徐々にウォーミングアップ出来る動きの流れ
- 内臓の活性化と血行の促進をはかる動きを採用
と、無理なくバランスの良い全身運動が出来る仕組みになっているのです。
ラジオ体操第一から第三までありますが、一般的に知られているのは第一と第二。
この2つを通して行うと、約6分弱(※)で25kcal程度の消費が可能です。
ラジオ体操がおすすめな理由
上で述べたとおり、実は完璧な全身運動が出来るラジオ体操。
日頃の運動不足に気付いてはいても、定期的にジョギングをしたりジムに通ったり…
ということが続けられない人に、
ハイイロネコ
その理由は…
- スマホかPCがあれば自宅でも簡単に出来る
- ラジオ体操第一と第二でわずか6分間
- もともと知っているからやりやすい
- しっかりやれば、汗ばむくらいの運動量
- 続ければ色々な効果が!!
運動のためにわざわざ外出しなくても、着替えなくても良いのです。
暑くも寒くもない快適な部屋で、ただyoutubeの再生ボタンを押すだけの手間。
さらには、1日のうちの「たった6分間」と思えば忙しい朝でも頑張って時間を割ける…はず。
それでいて、この完璧な全身体操の効果は…
ハイイロネコ
ラジオ体操の効果(実体験)
座り仕事、かつ在宅ワークで慢性的な運動不足に悩まされていましたが、
ハイイロネコ
と思った症状がコレ
- 寝起きの腰痛が酷く、しばらく動けないほど
- 慢性肩こりで、たまに具合が悪くなる
- 血流やリンパの流れが滞っているのが自分でもわかる
- 下半身が太り出した
特に、寝起きの腰痛が一番の懸念材料で「骨盤内鬱血」とやらを疑っていたほど。
他にも、身体の鈍り具合がはっきりとわかる、日常のふとした出来事に危機感を覚え…
仕方なく始めたのが、ラジオ体操。
ハイイロネコ
と意気込んで、毎日休まず続けること3ヶ月目の結果がコレ
- あれだけ痛かった寝起きの腰痛が完治(もう1カ月以上無痛)
- 肩こりがなくなった(マッサージいらず)
- 寝起きのダルさが消え、ぼーっとしているムダな時間が減った
下半身デブは今のところ変わらずですが…
腰痛と肩こりが解消されただけでも、かなり快適です。
ハイイロネコ
ラジオ体操をする時間はいつが最適?
基本的にはいつでも、何度でもOKですが…
時間帯を選べるのであれば、目的によって変えるのもひとつの手。
カロリー消費(ダイエット)が目的
少しでもカロリーを消費したい場合は、1日のうちで一番体温が高くなる時間に行うのがベスト。
人の体温が一番高くなる時間帯は、夕方から夜(16:00から20:00頃)にかけてです。
朝の活動時間短縮が目的
朝目覚めてから、脳や身体がしっかり働き始めるのは3時間後と言われています。
それを短縮し、すっきりした1日のスタートを切りたい時におすすめなのが朝のラジオ体操。
寝起きの冴えない時間が長い「低血圧」の人ほど、その違いをより実感できます。
眠りの質を高めることが目的
ラジオ体操には、運動神経と自律神経のバランスを取る効果もあります。
ハイイロネコ
という人は、夜のラジオ体操で身体が休める状態を作り出してあげるのがおすすめ。
就寝直前だと逆効果なので、ベッドに入る2時間くらい前には済ませるのがベストです。
おすすめは朝のラジオ体操
在宅ワークにとって、朝決まった時間に起きて態勢を整えるのは至難の技。
ハイイロネコ
これが出来るか出来ないかで、1日の仕事量やクオリティに差が出てしまうこともあるのに…
疲れが溜まっている時や、どんよりした曇り空の朝は特に「二度寝」のリスクが高いのです。
そんな時、とりあえず歯を磨いて顔を洗ったら…
- PCを開く
- スピーカーに繋ぐ
- 再生ボタンを押す
この3ステップを踏めば、自動的にあのイントロが。
どんなに眠かろうとダルかろうと、次の瞬間には両腕が頭上に上がっているのです。
ラジオ体操第一、第二をぶっ通しで終える頃には…
ハイイロネコ
元気よく1日のスタートが切れるので、かなりおすすめです。
ラジオ体操の効果を最大限に引き出すためのワンポイント
重要なのは、この2点
- しっかり体操すること
- 習慣化すること
お手軽で簡単に思えるラジオ体操ですが…
子供時代の朝のように、半開きの目でテキトーにやっていては効果も半減。
ハイイロネコ
しっかりやる=お手本と同じ動き(※)を抜かりなくやること。
最初は身体が固くて思い通りに動けなくても、続けることでどんどん出来るようになってくるので…
その進化すら楽しめるほど、真面目に取り組むことが大事です。
そして、これを習慣にしてしまうこと。
何事も同じですが、習慣にするには「やる気」よりも「実行」が先。
やる気が出るのを待っているよりも、とにかく始めてしまえば自然とやる気が付いてきます。
ハイイロネコ
それだけ!!