吹き出物が顔全体に広がってからようやく訪れた皮膚科は、
当時「ニキビ 治療」で検索すると常に5番目以内に表示されている病院でした。
ニキビ治療で有名であると同時に、
ホームピーリングで有名なこの皮膚科に通い詰めること、約2ヶ月。
ハイイロネコ
皮膚科でピーリング剤を処方してもらう
平日の夕方に病院を訪れると、
仕事帰りと思しき女性ばかりが所狭しとひしめき合っていて、すでに満席の待合室。
肌荒れ仲間の多さに若干驚きつつも、一番目を奪われたのは受付の女性たちの肌。
揃いも揃って皆ツヤッツヤだったのが印象的で、
ハイイロネコ
と、期待に胸を膨らませて診察に臨みます。
自分なりに症状の経過や聞きたいことをまとめていたものの…
肌の状態をヒアリングされることもなければ、
原因の説明や診断を下すこともないまま、一方的にピーリングの効果を力説する先生(笑)。
先生
と早口で語る内容を聞き取るのに必死で、気づいたら診察は終了。
ものすごーく端折っていますが…
原因云々よりも現状の改善が先決で、それにはピーリングの作用が効果的だという説明には、
ハイイロネコ
と思った私は、おとなしく処方されたこの3点
- ホームピーリング剤
- 皮膚科で開発したオリジナル化粧水(VCローション)
- 皮膚科で開発したオリジナル乳液(プラセンタ乳液)
を購入して帰りました。
(総額1万数千円也、保険が使えるのは診察のみでした。)
ホームピーリングを開始した結果
結局、肌荒れの原因もこのブツブツが何なのかもわからないまま…
ハイイロネコ
という焦りと義務感に駆られ、
- お風呂上がりのホームピーリング
- 化粧水パック
- 乳液の保湿ケア
このスキンケアを毎晩欠かさず行います。
始めは少しピリピリして痛みを感じたピーリング剤の塗布も、
数日を経過する頃には心地よい刺激に変わり…
1ヶ月を経過する頃には、肌に光を反射できる面(つまり平らで凹凸がない)が出来始めます。
その頃には、すっかり毎晩のピーリングが楽しみになり、
ハイイロネコ
その間、約2ヶ月。
受付のお姉さんたちのようなツルッツル肌ではないものの…
重篤な病気説が出るほどの大量の吹き出物は、綺麗さっぱりと消えてくれたのです。
その後も、以下の理由から約半年ほどホームピーリングを続け、
- 急にピーリングを止めると、炎症が再発する可能性がある
- ニキビ跡の治療にも効果が期待できる
ある程度安定した肌を手に入れることが出来ました。
ホームピーリングはニキビ治療にお勧め?
今思えば、あの時の自分には眩しかった受付の方々の肌は、
明らかなビニール肌(※)でした。
それに、最近では市販の製品でも手軽にできるようになったホームピーリング。
医師による適切な使用方法やアドバイスもなく、簡単にできてしまうことを思うと、
積極的に「お勧めします!」とは言えないのが正直なところ。
ハイイロネコ
ただし、応急処置として一時的に使用する分には「あり」だと思っています。
実際に私は、この治療のおかげで酷い状態から抜け出せたのも事実なので。
【追記:2022.0809更新】
最近ではニキビ治療も色々と進化しているので、
AGNESという針を刺してニキビの原因である皮脂腺を破壊する治療もあります。
思春期のしつこいニキビや、男性のニキビ肌にはこちらの方が良いかもしれません。
素人判断で過剰に行ったり、長期的に使用し続けることは絶対に避けてください。