昔からお肌の曲がり角という言葉があるくらい、加齢によって肌の状態が変化する時期があります。
20代をピークにだんだんと減少するコラーゲンやヒアルロン酸のせいだったり、ホルモンバランス、仕事のストレス…
原因や症状は人それぞれですが、だいたい26歳前後で第一波の到来を実感する人が多いようです。
ハイイロネコ
目次
ある日突然訪れた肌荒れの予兆
20代後半突入を目前にしたころ、フェイスラインに複数の吹き出物が出来始めました。
もともと生理前には1〜2個できることもあったのであまり気にしていなかったのですが、身体のリズムに関係なく常に吹き出物ができ続ける状態になって…
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しかし、この時まで一度もニキビに悩まされたことがなかった私には、対処法がわかりません。
- とりあえず中の膿を出せそうなものは全て潰す
- 当時ニキビに効くとされていた市販のクロロフィルジェルを塗って放置する
…といった、自己流かつ適当な処置でやり過ごしていました。
肌の状態は気になるけど、そればかりを気にしている時間も取れないまま時は流れます。
どんなに肌の状態が悪かろうと毎朝きっちりメイク 夜はしっかりメイクを落として洗顔する毎日を繰り返しているうちに…
気がついたら、顔全体が吹き出物で覆い尽くされていたのです。
人に会うのも避けるほどの肌荒れ
そもそも、それが本当にニキビなのか否かも不明でしたが…
赤く腫れて膿を持つブツブツで顔全体が覆われた状態になると、鏡を見るのも苦痛になり、次第に人の目ばかりを気にするようになっていきます。
それでも仕事に行く時には化粧をしなくてはいけないし、できるだけ症状を隠そうと余計にファンデーションを塗り込み、症状はどんどん悪化する一方。
仲の良い友人や同僚からは本気で心配され…
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この頃にはもう表面のブツブツだけにとどまらず、乾燥によるシワや弛みまで気になり始め…
元の顔を知っている人からのお誘いは、極力避けるようになってしまいました。
この間、何も対策をせずにただ放っておいたわけではありません。
自己流とは言え、乾燥が気になれば保湿ケアを十分に行なっていたし、肌に刺激を感じた化粧品はすぐに変えたり、使わないようにしてみたり…
と試行錯誤を繰り返したものの、一向に良くなる気配がなかったのです。
ニキビ治療専門の皮膚科を探す
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「ニキビ」の治療で有名な皮膚科を片っ端から検索したものの、知名度の高い病院であればあるほど予約が取れるのは数ヶ月先、しかも仕事を休まなければ行けない時間帯ばかり。
最終的に痺れを切らして向かったのが、都内の繁華街にある予約制ではない皮膚科。
- 待ち時間(数時間)さえ我慢すれば、その日に診てもらえる
- ニキビ治療においてはそれなりに定評がある
- 保険診療にも対応している
という好条件が揃っていたので…
まずはここから行ってみることにしたのです。
結果的に、私のような肌荒れにはここの治療方針が合っていた為、選んで正解でした。
ほとんど座れない待合室で、毎回2時間待ちは当たり前な皮膚科に半年以上通い続けるのは…
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10代で出来るものをニキビ、それ以降にできる大人のニキビを吹き出物と呼んでおり、症状は同じですが原因が異なる為、治療の方法も異なります。